終止符

軽い気持ちから始まった挑戦

それは、頑張っても『上達』というものがない挑戦だった
だって……“死”への挑戦だったから


おじいちゃんが死んだ この言葉は学校帰りに突如親に言われた言葉だった
小3だった僕はここから挑戦へ向かった

何度もおじいちゃんの所へ行こうとした
でも、震えが止まらなかった
息を止めても最後は倒れて5分後起き上がる程度

だから“死”の辛さはまだ俺には分からないのかもしれない

俺の脳の片隅にある記憶があってでも

別にわざわざこの事を語る気もない
ただ、残酷な風景が目の前にあった事だけは伝えておく

僕は“死”に挑戦する事が怖い今、後悔している
いじめの様な事がある今だから
友達もいない今だから

俺は一生逃げ続ける人生を歩むであろう


ノンフィクション……(?)
end.